ブログを作成していて調べ物をしたりすると、ジャンルとかカテゴリーわけの話がでてきますが、
ジャンルとカテゴリーの違いがわかりますか？
わかりません
という方にできるだけわかりやすくお伝えしようと思います。
まず意味を一つずつみていきましょう。
もくじ
ジャンルとは
辞書で調べるとジャンルという言葉には、部門とか種類という意味で、とくに文芸作品の種別という風に載っています。
それから、 芸術表現群をある一つの側面から客観的に分類したものとあります。
ではカテゴリーの意味をみてみましょう。
カテゴリーとは
カテゴリーを辞書で調べると『範疇（はんちゅう）』と出てきます。
範疇の意味も調べてみると、同じような性質のものが含まれる範囲。
哲学で、あらゆる事象をそれ以上に分類できないところで包括する一般的な基本概念。
と出てきます。
辞書などで調べると小難しい文章でよくわからないですよね？
ジャンルとカテゴリーの２つを具体的にみてみましょう。
ジャンルを具体的に
美術では，建築，絵画，彫刻はそれぞれが一つのジャンルとされており、
絵画では人物画，風景画，静物画，風俗画，歴史画などがそれぞれ一つのジャンルに分けられます。
ジャンルは芸術作品の種類を明確化するためにできた言葉でしたが、現代ではジャンル分けが難しくなっているのが現状です。
現代の音楽を例にあげると、ロック、ジャズ、R＆B、ヒップホップ、クラシックの５つが洋楽音楽のジャンルになり、
会話の中の言葉でいうと、○○系の～とかいうのがそれに当たるかと思います。
他にも某無料ブログでのジャンルはたくさんのジャンルにわかれています。
これはジャンルなのかカテゴリーなのかちょっと分かりづらいかもしれませんが見てみましょう。
『婚活・妊娠・子育て』、『料理・グルメ』
『ファッション・コスメ』
『DIY・インテリア・暮らし』、『闘病・介護』
『娯楽・趣味』
『旅と地域』、『カップル・夫婦』、『ペット』
『ビジネス』、『マネーハック』、『芸能ファン』
『専門分野』
というように、ジャンル分けがされています。
この場合、『』でくくられたものがジャンルになっており、
似たような種類をひとくくりにしてジャンルとしているようです。
こんな感じで人によってどこに属するか変わったりするもの、主観によって自由にわけれるもの、曖昧さがあるものをジャンルというわけです。
次にカテゴリーを見てみましょう。
カテゴリーを具体的に
カテゴリーのほうが、曖昧さがないためはっきりとわかるとおもいます。
カテゴリーは物事の一般的な基本概念であって、基本形式なので誰が見ても明らかにわけられるという特徴があります。
自動車で例えると、普通車、自動二輪、原動機付自転車など
自動車カテゴリーにわけられます。
パソコンをカテゴリーでわけると、
デスクトップパソコン、ノートパソコン、一体型パソコンなどカテゴリーにわけられます。
パソコンの中身に関してでも、Cドライブの中にフォルダがあり、その中にファイルがありますよね。
このようになんでもカテゴリーにわけられます。
カテゴリーの意味は範疇とさきほど書きましたが、
『範疇を超える』という言葉があります。
これの意味は、似た特徴を持つものが属している範囲を超えている
とういことですが、
「あの人の知識は趣味の範疇を超えている」と、こんな風に使われます。
これは、車を例えていうと、
車をいじるのが大好きで、車の修理を仕事としている人と変わりなく詳しい
というような感じで使われます。
カテゴリーは他にも特徴があり、主に階層構造でできている
ということも多いです。
ブログを例にあげると、
インターネットの情報発信ツールの中のカテゴリーで
ブログ、You Tube、ウェブサイト、SNS等が挙げられると思います。
ブログの中でも更にカテゴリーがわけられ、
ブログの始め方だったり、ブログ収益方法、ブログ書き方等
かなりのカテゴリーができ、階層構造にできます。
他のブロガーさんのブログを見てみるとわかりますが、
ほとんどの人がカテゴリー欄がありますよね。
カテゴリーわけをしないとはじめて見る人がどんなことを書いているかとかがわからない為
重要な役割を持っていると思われます。
まとめ
ジャンルとカテゴリーの違いがわかりましたか？
ジャンルは、主観によって変わり、曖昧さがある
カテゴリーは、階層構造になることが多く誰が見ても明らかにわけられる
ということです。
普通の生活を送っていると意識しませんがジャンル、カテゴリー
にわけられたものがたくさんあります。
ブログを書いたりする時があったら意識するといいかもしれませんね。
