新型コロナウイルスが各地で次々と発見される中、新型コロナウイルス分離成功という報道がありましたね。分離することによってウイルスを解析したりワクチンを作るために開発が進むということですが、すぐにワクチンが開発されたとしたら、はたしてすぐに新型肺炎患者さんに届けることができるのでしょうか?
疑問に思ったので調べてみました。
もくじ
新型コロナウイルス治療薬はいつできるの?
新型コロナウイルス治療薬は、まだまだ先の話になりそうです。
2020年1月31日現在でやっと新型コロナウイルスの分離に成功したという報道がされただけであってこれから国立感染症研究所が研究を重ねていくわけですからね。
万が一にもありえない話ですが、分離された次の日に偶然に薬が完成されたとしましょう。
薬ができたからといってすぐに人で試すということはありえないですよね。まず動物を使って試験(非臨床試験)をしてそのあとに試験的に人によって試されます(臨床試験)。研究から臨床試験までの期間は早くても数年かかると思われます。
そして、薬ができたとしても国の認可が必要なので認可だけでも最短で10ヶ月かかるそうです。
ということは、10年後なら完成している可能性もあるというわけですよね。
新型コロナウイルス治療薬が完成しないとなおらないの?
新型コロナウイルスによる新型肺炎は、薬がないとなおらないわけではありません。インフルエンザの場合でも薬がないとなおらないというわけではないですよね?ほとんどが自然治癒でなおっているのです。
人類は、原人・旧人類・新人類などを経由して今の人類になったとされています。その間に何度もウイルスによる病気は数え切れないくらい経験してるはずです。
1918年におこったスペイン風邪(インフルエンザ)の大流行のときでも犠牲者は多かったと言われていますが人類は絶滅していませんよね。
現在でも、インフルエンザの治療薬は開発されています。新型コロナウイルスに関してもインフルエンザウイルス同様これから開発が進んでいくでしょう。
新型コロナウイルスは免疫力で
新型コロナウイルス治療薬がすぐできたとしても生存率をあげる薬であって、なおすのは自分自身の免疫です。人によって症状が違うのは免疫力の違いだと私は思っています。
治療薬が開発され販売されるようになるまで10年以上の月日がかかると思われますので、手洗い・咳エチケットなどを心がけてできるだけ新型コロナウイルスにかからないように生活できたらいいですね。
免疫でなおすといって無理はせず、病院での対症療法でも症状は軽くなると思いますので早めに病院で診てもらってくださいね。