ドラッグストア、デパートにいってもトイレットペーパーが販売されていません。毎日トイレへ行くわけですが、紙がないというのは致命的ですよね!
このトイレットペーパーがない現象は、ご存知の人も多いと思いますが実はTwitterによるデマが原因となっているみたいです。
もくじ
Twitterによるトイレットペーパーのデマ
Twitterによるデマはこういったものみたいです。
コロナで品薄になる品予測を根拠付きでお伝えします。次は、トイレットペーパーとティッシュべーパーが品薄になります。製造元が中国です。生産元がティッシュベーパーやトイレットペーパーを生産をそもそもしてないのが根拠です。品薄になる前に事前に購入しておいた方が良いですね。
引用元:ヤフーニュース、篠原修司さん(ITジャーナリスト)の記事
このツイートを見る限り、最初に「予測を根拠付きでお伝えします。」とありますのでブログでいうと予測記事みたいなものだと思われますね。予測記事というのは、例えると少し前にニュースであった小泉進次郎議員のお子様が生まれる前に名前を予測するというような記事のことです。ツイートによって予測を発言すること自体は問題ないと思われますが、実際に問題があったのは「根拠付きで」という部分だと思われますね。
根拠が「製造元、生産元が中国です」と言っていることがデマであり、その後の文章「ティッシュやトイレットペーパーを生産していない」というのもデマなのです。
今回のデマによるトイレットペーパーの品薄な件は、マスクが品薄で全く買えないという人もおり、危機感が一般市民に浸透している為、早めに行動することによってトイレットペーパーが品薄になっている状況だと思われます。
トイレットペーパー大手企業HPを見ると
日本の売れ筋のトイレットペーパーはネピア、大王製紙、日本製紙の3社が上位を占めており、ネピアのHPではコロナについては何も書かれていません。大王製紙のHPでは2月28日にpuana(ピュアナ)ウェットティッシュ携帯用新発売というニュースが載っています。日本製紙でもコロナに関して書かれていることは1つもありません。
もし品薄になるのであれば、必ず大手HPより告知があるはずなので書かれていないということは全くのデマだったということになりますよね。
最後に
近年では、インターネットから得られる知識には本当の事と嘘の事が混じりあっています。今回の場合は、根拠付きでお伝えしますと言っており、その根拠自体を自分で調べるということをしない人が多いということでトイレットペーパーが品薄になるという現象が起きたのではないでしょうか。
定期的にTwitterが話題になりますが、軽はずみなツイートによって会社がダメージを受けたりツイートした個人も一生消えない傷となって生活していかなくてはいけない状況になると思います。
安倍首相の会見でもトイレットペーパーに関して発言されていましたが、解決しなければいけないことに対して、余計なツイートによって時間が割かれ問題を解決するのが遅れてしまうということを理解すべきです。
マスクの転売でもそうですが転売に関して法律を作るということになれば、そのぶん時間が割かれてしまうということになるかもしれません。今からする行動がどう影響するのかというのを考えてから行動するのがいいように思えます。