世界の15歳から24歳の若者の中で職業訓練も学校にもいっていないというニートが2億6700万人もいるというニュースがありました。日本人口が1億2000万人と言われているので2倍以上の数字ですよね。この世代の人口の22%がニートということで日本がどれくらいの割合いるのか気になった人もいると思いますので調べてみました。
日本で騒がれているニートがいかに少ないかがわかります。
もくじ
日本の若者ニート割合は多い?
ニートというと、実際には15歳から34歳までを言うのですが、世界のニート人口にあわせて15歳から24歳までの若者のなかでのニートということで話を進めていきますね。
日本の15歳ー24歳の人口
15歳から19歳までの人口は582万人。20歳から24歳までの人口は636万人います。これは令和2年の総務省統計局の情報なので間違い無いと思われます。そして15歳から24歳までの人口はというと、約1200万人いると思われます。
日本の15歳から34歳のニート人口データ
そして、2018年のデータなのですが、15歳から34歳のニート・引きこもり人数が71万人というデータがでています。(労働力調査より)
5歳区切りで約15万人ずついると思われるので、15歳から24歳までのニート人口は30万人もいるというわけです。
1200万人中30万人がニートということは、2.5%ニートがいるというわけです。40人に1人がニート、学校で言えば40人クラスで1人はニートがいるというわけですよね。
世界と比べたニート率は低い
冒頭で言いましたが、世界の若者ニートは22%です。学校で40人クラスだった場合は8-9人がニートという計算です。
日本は、2.5%、日本のニート率がいかに低いかよくわかりますよね?世界的にみれば日本は大学進学率も58%という結果になっています。世界的にみればどれだけ恵まれているかよくわかりますよね!
日本のニートが少ないからといって
日本のニート率が低いからといって、ニートになっていいかというとそうではありません。世界的にみれば大したことではないのですが、客観的にみて世界は仕事が少ないというだけで、ニート自身から見れば世界のニート人口が多かろうと少なかろうとニートには違いないからです。
中には、ニートと言ってるけど実はお金は稼いでる人、もしくはお金を持っている人も含まれていることを忘れてはいけません。
若いうちにニートを経験するというのも悪くはないとは思います。私も実際に半年間なら経験しましたからね。ニート期間に色々考えたりはしましたが、たどりついた先には結局何もできない自分しかおらず、就職する道しかありませんでした。
ニートは安心すべきじゃない!
色々考えていても進むことはできません。
何かやろうとしているならやったほうがいいですが、なんとなく仕事を辞めた人やブラック企業だから辞めた人も多いと思います。病気になって仕事を辞めてしまった人もいると思います。病気になって辞めてしまった人は病気を治すことを優先するべきだと思いますが、そうでない人は仕事しながら先のことを考えて行けばいいと思います。ニートじゃないとできないことって長時間遊ぶくらいしかないですから、まず仕事をしながらでも先のことを考えていってもいいのではないでしょうか。
あれは〇〇だから無理、これは〇〇だから嫌などとできない理由は、誰でもすぐでてきます。先のことは、どうやって〇〇をするかということを考えながら進めたほうが自分の為になりますよ。今から、明日からでも頑張ってみてはいかがですか?