新型コロナウイルスに関して、オーストラリアでBCGワクチンが効果あるかもということで臨床試験がはじまったとニュースで報道されましたね。
そんなBCGワクチンですが日本でも多くの人が小学生のうちにBCGの注射を受けている人も多数いると思います。
現在、中国・アメリカ・イタリア・スペインなどかなりの感染者がいると報道されていますが、日本に比べて亡くなった方が大勢います。
なぜ亡くなった方が日本で少なく、世界で多いのかということで子供時代の予防接種の違いがあるのではと疑問に思った人がいたようです。
そこで日本とイタリアの子供時代の予防接種を一覧にしてみました。
もくじ
日本とイタリア共通の予防接種
- ジフテリア
- 破傷風
- 百日咳
- ポリオ
- 麻疹
- 風疹
- ヘモフィルスインフルエンザb型菌感染症
- 肺炎球菌感染症
- B型肝炎など
まだ他にも予防接種はありますが、イタリアと日本が子供の頃に予防接種を行っている病気となっています。国民全員が予防接種しているというわけではない為、こどもとおとなのワクチンサイトで確認してみるといいかもしれません。
日本だけの予防接種
イタリアと日本を比較すると、
- 結核(BCG)
- 日本脳炎
という結果で、2つだけしかありませんでした。
イタリアだけの予防接種
イタリアでは行われており、日本では行われていない予防接種は、
- 髄膜炎菌感染症
- 流行性耳下腺炎
- ロタウイルスによる感染性胃腸炎
という結果で3つだけでした。
イタリアと日本の予防接種からわかること
日本とイタリアの予防接種の違いで、日本だけ予防接種されているのが結核(BCG)と日本脳炎だということがわかりました。
この2つの中で結核(BCG)予防接種が新型コロナウイルスに効くかどうかを調べた人がいるというわけです。
新薬を1から開発すると数年単位で時間がかかり、既存の予防接種によって効果があるもので対応できるならすぐにでも感染拡大を防ぐことができます。
世界各国で様々な臨床試験が行われていますが、一刻も早く新型コロナウイルスに対して良い結果がでるよう願っています。