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ゴーンはレバノンにどうして出国したの?

カルロス・ゴーン元日産の社長であったわけですが、2018年11月に逮捕そして2019年12月保釈中にレバノンに蜜出国していたと報道がありましたよね。なぜレバノンに逃亡したのでしょうか?

結論から言えば、公開されていない繋がりがあるからとしか言えません。しかし、色々な視点から調べてみたところ、どこでもよかったわけではなさそうなんです。よかったら見ていってください!

ゴーンが向かった現在のレバノンの状況

レバノンの状況はというと、ほとんどがアラブ人の国で言語もアラビア語です。レバノンの宗教は宗派自体は18もありますがキリスト教になっていますね。

10月末にハリリ首相が辞任して、無政府状態ではありますが首相がいないだけで無法地帯なわけでありません。日本でいうと、総理大臣がいない時期みたいなものでしょうか。

そして、2020年1月現在では、反政府のデモによって銀行なども襲撃されている状態となっているようです。

このような状態の国にわざわざ逃亡するのはどこでもよかったというわけではないと思われます。

犯罪人引渡し条約が結ばれてない国に行くために出国?

犯罪人引渡し条約というものがあり、日本と締結している国はたった2つしかないのです。2つというのは、アメリカ韓国です。

犯罪引き渡し条約に関して言えば、ゴーン被告が2つの国以外に逃げればすむということなので、ほとんどの国があてはまりますよね。ゴーン被告の逃亡先を決める時に、消去法で真っ先にこの2つの国が消えたと思います。

国際刑事警察機構から追われないところに行くために出国?

国際刑事警察機構ってなんだろうって思った人のために軽く説明しておきます。

国際刑事警察機構とは

英語で、International Criminal Police Organizationと言うのですが略称がICPOです。インターポールと呼ばれている機関です。ルパン三世を見たことある人なら分かると思いますが銭形警部が所属しているのがインターポールですね。インターポールは国際犯罪を防止するために作られた組織になっています。

インターポールから逃れる為にレバノンに逃亡したと思いきや全然違ってました。理由は、レバノンはインターポール加盟国なのです。

インターポール加盟国はかなりの国があり、レバノンも加盟国なんですよね。非加盟国を言ったほうが早いというくらい加盟国は多いのです。

インターポール加盟国

インターポール非加盟国は少ないので上げておきますね。

北朝鮮、キリバス、ミクロネシア連邦、パラオ、ツバル、バヌアツ、コソボ、北キプロス、アブハジア、ソマリランド、南オセチア、沿ドニエストル共和国、台湾の13が非加盟国になっているのです。聞いたことない国ばかりですよね。

ゴーン被告が逃亡するだけならインターポール非加盟国のどこかにすればよかったわけですがそうしなかったわけですよね。

どうしてレバノンなの?

ゴーン被告の公開されている情報から唯一わかることがありました。それはゴーン被告はレバノン系ブラジル人です。

レバノン系ブラジル人とは

レバノン系ブラジル人とは、先祖にレバノン人がいるブラジル人。もしくはレバノンで生まれてブラジルに移民した人たちのことを言います

ゴーン被告はブラジル生まれとなっていますが、祖父がレバノン人であり、ブラジルに移民したのが祖父なのです。そして、ゴーン被告の両親もまたレバノン人なんですよね。

この時点で、レバノンに逃亡した理由はわからなくはないですよね?

両親がまだブラジルにいるかレバノンにいるかはわかりませんが、少なくとも先祖にとってはレバノンは母国なんです。レバノンにどういった繋がりがあるかまではわかりませんが先祖の何かがあるのかもしれませんね。

まとめ

反政府デモによって銀行なども襲撃されているレバノンにゴーン被告は日本から逃亡しました。犯罪人引渡し条約のない国に逃亡と思われたが日本は条約を締結している国が2つしかなく全く問題ではありませんでした。インターポールから逃れる為にレバノンを選んだのかと思いきや、レバノンはインターポール加盟国でした。他に考えられる理由は、レバノンに繋がりがあるということ。先祖がレバノン人であり何かしら繋がりがあると推測しました。

いろいろゴーン被告の情報を集めると、一部ではゴーンははめられたという意見もあったのがわからなくはないなって思います。実際はどうだったのかは一般人にはわかりませんが真実がわかる日がくるといいですよね。

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