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暖冬の影響によって美人がいなくなる?

2020年の冬は、暖かい日が多いですよね。一般市民にとっては、石油ストーブで灯油の消費が抑えられて経済的なんて思ったりする人も多いことでしょう。他にも、雪が降らないことによって、会社通勤では車の渋滞や電車の遅延もなく順調に通勤できていいと思ったり、自転車やバイクの場合でも転倒する恐れがなくていいと思っている人も多いかと思います。しかし、一般市民にとって良いことと思われている暖冬ですが、今後どれほどの影響がでてくるのかということが気になったので調べてみました。

暖冬の影響①美人がいなくなる?

暖冬になると美人がいなくなるの?と疑問がでちゃう人もいるかと思いますので解説します。

美人については、秋田県を例えで話していきます。

秋田美人

秋田美人という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?秋田県というのは日本海側に位置する県であって、日本海側というのは日照時間が太平洋側に比べて少ないのです。日照時間が少ないということは、太陽の紫外線の影響を受ける時間が少ないということなんですよね。それによって雪国の女性は美白が多いということです。

女性は色白のほうが美人に見られやすいですからね。

暖冬と美人の関係は?

日本海側に限ったことではありませんが、冬になると大雪になる地域では雪雲の影響をうけて太陽の日照時間が減ります。しかし、暖冬ともなれば雪雲が少なく天気が晴れたりすることも多くなってきます。天気が良いということは美白にとっては天敵になってしまいます。今年だけの暖冬というのならまだいいかもしれませんが、今後のことはわかりません。これからずっと暖冬ということになると秋田美人という言葉さえなくなってしまう可能性もあるかもしれませんね。

暖冬の影響②企業にも影響

一般市民が暖冬によって経済的でいいというのを冒頭でお話させていただきましたが、暖冬によって悪い影響を受ける企業もあることを忘れてはいけません。

建築関係企業

建築関係の企業では、除雪作業を請け負っている会社があります。冬には除雪作業の仕事が入るため、他の仕事を減らして除雪作業に専念できるように待機している人たちもいるのです。除雪作業をしてくれる人がいなければ、大雪のときは恐らく通勤や通学が全くできなくなってしまいます。豪雪地方ではあたりまえになっている仕事ですが、急に暖冬で雪が降らなくなってしまうと仕事がなくなってしまい生活にも支障をきたすことになってしまうのです。

除雪機械会社

除雪車などでホイールローダー(ショベルカー)というものがありますが、こういった除雪車を製造・販売・メンテナンスなどを行っている会社も売上が激減したりします。購入側からしても「去年大雪だったからせっかく買ったのに。」みたいなこともありそうですよね。豪雪地帯だからこその会社、仕事もあるので会社も働く人も生活が厳しくなってしまいます。

ホームセンター

ホームセンターでも暖冬の影響をうけます。冬になると除雪グッズなどがメインで売り出されたりしますよね?スコップだったり雪かきだったり店頭に並ぶものが多くなります。雪が降らないと全く売れないため仕入れたものが全部無駄になってしまうのです。当然、除雪グッズを作っている会社でも影響を受けているはずですよね。

スキー場

暖冬によって、雪が降らないことによってスキー場も大打撃をうけています。スキーやスノボーをやっている人ならわかると思いますが、雪が少ないとスキー場に滑りにくるお客さんが激減します。ペンションやホテルでもスキー場に来る人のための宿泊施設であるので当然売上がなく倒産に追い込まれるという自体にもなるかもしれません。

暖冬の影響③農家にも影響

暖冬の影響は農家にも影響をあたえます。

野菜

冬野菜に関していえば、はくさい・大根・キャベツ・ブロッコリーなどは冬の間、暖かいのでスクスク育ちます。しかし、豊作になればなるほど需要と供給のバランスが崩れるので安くなってしまいます。農家の声では「大きくなりすぎて箱にはいらない。」という声もあったようですね。そして春野菜に関しては、冬の寒い間にしておくことができなく、時期がズレてしまったりして春には値上がりする野菜もあるかもしれないということです。

気候と農家のノウハウによってできた野菜は、一般市民の食卓に並びます。多少の気候の違いは農家の腕でなんとかなっているかもしれませんが、暖冬になると農家の手におえるものではないと思われます。

暖冬によって、米にも影響があります。コシヒカリ・アキタコマチなどの米は冬の間に降った雪や氷などの雪解け水によって育成されているのです。ダムの放流によって雪解け水を田んぼに流して育てる稲には、どれくらい影響がでてくるのかわかりませんが影響は必ずでてくることでしょう。

暖冬の影響④実は一般市民にも影響

今の時点では、一般市民には暖冬の悪い影響はほとんどでていないといってもいいでしょう。しかし、今後雪解け水が少ないことによって色々な影響が出てくるかと思われます。普段使っている水道水でも、冬の間に山などに降った雪が解けて川に流れている水を使っているところもあります。地下水でも長年の歳月をかけて山に降った雪などが地中に流れ込んで溜まったものを汲み上げているというのもあります。普段からミネラルウォーターをよく飲んでいる人もいると思いますが、暖冬によってミネラルウォーターすら高騰する可能性もあるのです。

まとめ

暖冬によって、美人がいなくなるというのはまだ可愛い問題なのかもしれません。暖冬によって雪が降らなくなることによって生活が厳しくなる人もいます。生活の一部の食事でさえ影響がでてくるかもしれません。

一番重要なのが、水不足の問題だと私は思います。人間は飲み水なくては生きていけません。健康を維持するためにも水は必要不可欠です。世界的にみても日本は水に恵まれている地域なのですが、いつ水不足になるかはわかりませんので水の大切さを学び無駄遣いしないように心がけていきたいものですね。

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