フィギュアの羽生結弦さん4大陸初Vで男子初の6冠素晴らしい成績ですよね!しかしこんな素晴らしい成績をおさめたわけですがトラブルがなかったわけではなかったんですよね。最初から「リンクにコンクリートが見える」ほどの大きな穴があったみたいなんです。気が散った状態で入ったのにもかかわらず大した精神力の持ち主だと思います!
そこで、リンクにコンクリートが見えるということだったのですがフィギュアスケートのリンクになぜ穴があったの?と疑問もあったりとすると思うので調べてみました。
もくじ
フィギュアスケートリンクの氷は薄い?
フィギュアスケートのリンクは8センチもあり薄いわけではありません。実はスケートリンクを作る職人さん達が手間暇かけて作っているのです。
防水シート・断熱材・合板をリンク全体に敷いて再度防水シートを敷いています。その上から氷を張るわけですが、水を一気にいれて凍らせて終わりというわけではないんですよね。
リンクには冷却管というものが備わっていてホースで水をまいて徐々に凍らせる方法で凍らせています。1回の散水の量としては0.3~0.5ミリの氷を張っていくやり方でその方法を8センチになるまで続けて氷を作っていきます。8センチというのはお手元のスマホの横幅がだいたい7センチ~8センチの間だと思いますのでそれくらいと思ってください。(iPhoneなら7.5センチ)くらいでしょうか。
8センチなら薄くはないですよね!
フィギュアスケートリンクの氷にヒビがあった?
フィギュアスケートリンクにヒビがあったから穴があいたんじゃないかと疑問もあるかと思いますが、実はスケートリンクにはもとからヒビがいれてあります。
どういうことかというと、ジャンプなどの衝撃から氷に負荷がかからないように細かいキズをいれることにより力の分散をしているわけなんです。
一昔前までは、不純物が入ってない氷を使っていたわけですが熱伝導率の関係で早く凍る氷が良いとされてきました。しかし現在では、不純物の入ってない氷は割れやすいということがわかったので各地域の水を使って純度計測器を使いつつ氷作りをしています。ときには水の純度を下げるということもあります。
こういうことから、ヒビがあってもおかしいわけではなく地域での水で調整しながらスケートリンクの氷は張られているわけでヒビの問題ではないようです。
フィギュアスケートリンクの会場の熱気が原因?
フィギュアスケートリンクの氷には温度計が埋まっています。スケート会場だと観客が多く氷を溶かしてしまう可能性もあるため空調で管理されています。
空調の風の向きによって氷が溶けやすくなってしまうので見極めるには相当な熟練作業がいるのです。職人ですよね!
しっかりした職人さんが風の流れを読んで空調管理されているのでこれも違うと思われますよね。
いったい何が原因で穴があいたの?
8センチの氷が下地のコンクリートまで見える状況ってなかなか想像つきませんよね。
私の見解では、氷を張るために水をまきます。薄く凍らせるときに冷却管があり冷却管に不具合がありそこだけ氷がうまく張れなくなったと思っています。
競技と競技の間には整氷車というものでリンクのメンテナンスもしますがこの整氷車は水やお湯を撒き再度凍らせてリンクを整える作業です。整氷車は車なのでリンク全体を走るだけ、氷のくぼみに水がはいったらそのうち凍るだろうと運転手は思うと思われます。整氷車の運転手は職人ではないかもしれませんからね。
最後に
今回のコンクリートの穴に関しては、羽生結弦さんが無事乗り越えれたからよかったもののこれで優勝できなかったら誰の責任?などと話題になっていたかもしれませんよね!
無事に終わったことでなによりですが、競技する人もフィギュアスケートリンク作成する人もメンテナンスする人も人間ですからミスはします。冷却管の不具合だったとしても競技する人が専念できるようにまわりの人が全力で見落としがないように仕事していってほしいですね。