コロナの影響でそこら中で自粛されて、自粛疲れという言葉まで出てくるようになってきました。そんな自粛ですが、なぜ自粛すると疲れるのかという疑問もあったりしますので考えてみました。
※自粛疲れを解消するための記事ではありません。
もくじ
自粛疲れって何だろう?
まず自粛という言葉の意味ですが、『自分からの行いや態度を改めて、つつしむ』という意味になっています。
激しく行動したり、活発に動き回ったりすると誰でも疲れるわけですが、行動などを慎むことによって疲れがとれるはずなのに、なぜ疲れるのでしょう。
本来なら、自粛することによって体は休められ疲れはでてこないのではないでしょうか?
この事から、この自粛疲れというものは、体力的なものではなく精神的な疲れということになります。
どんな人が自粛疲れするの?
色んな人が自粛疲れしているかと思いますが、どんな人が自粛疲れするのでしょうか。年齢や年代別に見ていって自粛疲れの状況を見ていきたいと思います!
赤ちゃんの自粛疲れ
あたりまえですが、赤ちゃんには自粛疲れはありません。自粛という概念すらないように思えますよね。泣きたい時に泣く、お腹空いても泣く、気に入らなかったら泣く、そして寝たかったら寝る。自粛という言葉からかけ離れた行動をとっているわけですから自粛疲れはありません。
幼児の自粛疲れ
保育園や幼稚園に通園している子供たちは自粛疲れを感じたりするのでしょうか。これは実際には、自粛疲れではなく社会が不安定になり子供のお世話をする親御さんにストレスがたまることによって子供たちが多少なりとも不安になったりするということがあるのかもしれません。家庭によっては子供が被害者になっている可能性もあるので注意したほうがいいかもしれませんね。
小学生の自粛疲れ
小学生ともなれば、自粛疲れということも多少なりともわかってくる年頃ではないでしょうか。学校休校ということで嬉しいと思ったり、毎年のように行っていた行事が行われず寂しいと思う小学生もいるかと思います。春休みなども長くなったりして勉強がやる気でず、親御さんからも勉強しなさいという言葉によりストレスを感じることが多くなり、ある意味自粛疲れなのではないではないでしょうか。
中学生の自粛疲れ
中学生にもなると、友達付き合いなどで遊びに行く範囲が広くなる世代となっています。体力も有り余ってくる年ごろなので何もかも自粛ということになってくるとストレスを感じてくるのではないでしょうか。不良が出てくる世代ではありますが、こんな自粛ばかりの社会で不良とはいったい何だろうと考えさせられますね。
高校生の自粛疲れ
成績の良し悪しで色んな学生がいるかと思いますが、この自粛疲れの影響をかなり受けている世代なのかもしれません。高校生にもなると進路を決めなければいけません。高校1年生ならば、まだ勉強やバイトのことを考えればいいのかもしれませんが、就職や進学を間近に控えている3年生は自粛疲れというよりは、自粛されている社会に不安を覚えるのではないでしょうか。
20歳前後の自粛疲れ
大学生や就職した人たちもまた自粛疲れをしているのではないでしょうか。メディアでは若者が出歩いて蔓延させているという報道もあり、中には普段自粛しているのに必要な外出をすると白い目で見られるといったことがあるのかもしれません。引きこもってもストレスがたまり、外出してもストレスがたまる世代なのかもしれませんね。
社会人の自粛疲れ
社会人といっても幅広くなってしまうのですが、中には自粛しすぎて会社がなくなってしまった、給料が大幅に減ってしまって月々の出費が抑えられず自粛せざるをえないような人もいるかと思います。他にも、あの会社は売上なくなったから臨時休業になったのにウチの会社はいつになったら休みになるの等と思いながら生活している人もいるかと思います。
人によっては、世間は自粛ムードだけど会社は忙しく家庭にも影響受けている人もいます。自粛疲れとはいってもこれは自粛していて疲れるのではなく、自粛している人がいるから忙しいということでもありますね。ある意味自粛疲れなのではないでしょうか。
年金生活者などの自粛疲れ
年金生活している人は自粛疲れがあるのかはわかりません。ドラッグストアにマスクを買うために並んだりするのを見かけます。普段から活発に動いているわけではないので自粛といってもあまり行動がかわってないのかもしれませんね。
自粛疲れする世代の特徴
自粛疲れに対して色々な意見があったりすると思いますが、私はこう考えます。
本格的に自粛疲れする世代は、社会人全般なのではないでしょうか。普段からお金を使っている人ほど影響を受けているように思えます。
外出しないとできない趣味を持っている人などもストレス発散のためにしてきたことができなくなって自粛疲れといった形になっている気がします。
中にはニートや無職といった人たちもいますが、そのような人たちはパソコンがあれば普段と同じ生活ができ、自粛疲れというものもないように思えます。
最後に
自粛疲れという言葉を考えてみると、自粛することによって精神的に疲れるということがわかりました。人間は行動することによって進歩してきたのでそれを制限することによってストレスを感じてしまうものだということもわかりましたね。
自粛疲れがない生活が早く戻って来てほしいと願っています。