パンデミックが「加速している」と言われている新型コロナウイルス、すでに感染者数が30万人を超えていると報道がありました。
そんな新型コロナウイルス、3月23日(日)の国内データ(無症状含む)では1090人の感染者がでていますが、どの年代が感染しやすいかというのを気になる人もいるのではないでしょうか?
そんな気になる人のために日本人口年代別で比較して割合をだしてみました。
もくじ
【新型コロナウイルス】どの年代が感染しやすいの?
まずは下のグラフを御覧ください。
このグラフは厚生労働省HPの新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(3月24日掲載分)です。
このグラフによると、
- 20歳未満 27人
- 20代 95人
- 30代 114人
- 40代 172人
- 50代 211人
- 60代 189人
- 70代 152人
- 80代 106人
- 90代 16人
- 非公開 8人
という結果になっています。これを見る限り50代がダントツ感染しているということになります。しかし、年代によっては少子高齢化と言われているだけあって年代別人口に差があります。
中高年の場合ベビーブーム世代であったり、現在若い世代は少子化世代となっており新型コロナウイルスの感染している割合はこれを見る限りわかりませんよね。
そこで、総務省統計局HPより人口推計データを引用して計算してみました。
- 20代 1262万人 感染者 0.00074%
- 30代 1416万人 感染者 0.00079%
- 40代 1841万人 感染者 0.00092%
- 50代 1638万人 感染者 0.00123%
- 60代 1592万人 感染者 0.00106%
- 70代 1614万人 感染者 0.00074%
- 80代 904万人 感染者 0.00087%
※20歳未満と90歳代以上は感染者数は少ないため表示していません。
この年代別割合からわかること
新型コロナウイルス発生動向の数値では50代が一番感染しているという結果でしたが、日本の年代別人口割合でも50代が一番感染数が多いという結果になりました。
年代別人口では40代が一番多い1841万人なのですが、感染者数は一番多いというわけではないようです。
割合を出しても非常に少ないので参考になるのかはわかりませんが、50、60代の方は何かしら風邪の症状がでて検査をしてもらっているため、やや高い数値になっているのではないでしょうか。
年代別でみると割合はどれくらい?
年代別感染者数割合の50代で0.00123%という数値で一番高いわけですが、この数値は約10万人に1人という数字になっています。
10万分の1といえばジャンボ宝くじの組違い賞の確率とほぼ同じになりますが、宝くじ自体は買っても組違いですらなかなかあたるものではありません。だからといって新型コロナウイルスにも感染しないというわけではありません。
東京や他の地域でも不要不急以外の外出は控えてくださいと言われているようにどの年代の人であっても感染する可能性はありますので、若いから大丈夫などと思わず外出を控えるなど自分の身は自分で守るということを意識して行動していければいいと思いますね。