首里城火災の原因の1つに延長コードの疑惑がでてきましたね!
分電盤側面に設置されたコンセントに接続された延長コードが二つの発光ダイオード(LED)ライトとつながっている様子が確認できる。分電盤近くにはベンチも置いてあり、入場者が通れる場所だった。
那覇市消防局は7日の会見で、分電盤の床下にある引き込み配線と焼けて細切れになった延長コードに30カ所以上の「溶融痕」が見つかったと発表していた。溶融痕は配線同士が接触してスパークした結果生じる「短絡痕(ショート痕)」だった可能性もある。
これは琉球新報の引用文ですが、
「首里城の入場者が通れる場所だった」、「配線同士が接触してスパークした結果が生じる短絡痕だった可能性」とうところがポイントですね。
ではこの2つから延長コード寿命についてみてみましょう。
もくじ
延長コードの寿命について
延長コードに負荷がかかっていた
延長コードの劣化原因で考えられるのは、延長コードを引っ張ったり踏んだりされている延長コードは負荷がかかり早く寿命が来てしまいます。
首里城に入場されている人たちは延長コードが通路にあったとしても特に踏まないようにとかは気にせず通行されると思いますし、首里城関係者であったとしても、一般的に踏んじゃだめとか意識して歩いてるわけではないですよね。
延長コードの使い方が雑だった可能性も
延長コードを束ねて使ったり、からまったまま使うとコードの放熱性が悪くなって電源コードの被膜が溶けてしまうこともあります。
電力が高い電気機器から延長コードで電源をとっていた場合は、ショートして火花がでて火災の原因になる可能性もあります。
延長コードの経年劣化の可能性も
一般的に延長コードの使用できる年数は目安ですが5年と言われています。
首里城で使われていた延長コードがどれくらいの期間つかわれていたのかはわかりませんが、新品ではないとは思います。
一般家庭や工業系の会社では、延長コードを5年でかえているところは殆どないと思います。長く使用している延長コードはコード自体が固くなっていったり、コードの一部が断線したり、熱をもちやすく熱くなったりしてきます。
延長コードの使い方
延長コードは使い勝手は便利です。会社でも一般家庭でも延長コードのメンテナンスはしたほうがいいように思います。
電気機器の配線はスパークしていないから大丈夫とか過信しないようにコードが固くなったり、古くなったとおもったら交換したほうが良いと思います。
最後に
首里城火災の火元は正殿北側の可能性が高いということは言われています。火元と思われる付近に分電盤、延長コードがあり入場者の通路に延長コードがあった、延長コードにスパーク痕があったというところから、延長コードの寿命が原因があったのではと思い記事にさせてもらいました。
首里城火災については、消防も警察も調査中ですが分電盤、延長コードにしぼって調査をされているように思われます。
燃えてしまっているのでどこまで原因を追求できるかわかりませんが、消防、警察ともに期待したいと思います。