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産廃業の現場の仕事って何してるの?

産業廃棄物の処理業者ってどんな仕事してるか知っていますか?

この記事では(過去の話ですが)実際に産廃業に働いていた時の産廃業の仕事内容を詳しく紹介していきます。

もし産廃業に転職したい、就職したいという人がいたら参考にしてもらえればいいと思います。

産業廃棄物処理業者というのは、幅がひろいのですが私が働いていた会社は中間処理施設と呼ばれる大きな焼却炉のある会社でした。

中間処理施設とは

産業廃棄物を最終処分場に埋め立てる前に、分別したり、量を減らしたり処理をする施設のことを中間処理施設といいます。

家の解体した木材や建物のコンクリート、建物を建築するときにでる端材や企業のだした書類など一般家庭ではなく企業がだしたゴミをもっていくところが中間処理施設となっています。

 

産廃業 中間処理施設の仕事内容

仕事内容ですが1つずつみていきましょう。

受付、受け入れ

産業廃棄物を処理するときにはマニフェストという処理委託の伝票があるのでそれを処理します。基本的に事務員さんがやっている仕事ですね。このマニフェストがないとどこで処理したかという証拠がないので罰せられます。

産業廃棄物の搬入、トラックなどの誘導

いろいろな会社の人が中間処理施設に廃棄物をもってきます。トラックに廃棄物をつめこんでくる人もいたり、家の解体した木材などもトラックで運ばれてくるので荷降ろしを手伝ったりします。さすがに全部手作業では重すぎてできないためユンボ(キャラピラ付きのアームを操縦する機械)をつかったりショベルカーを使ったりして荷降ろしします。廃棄物なのでさすがに雑に扱っても怒られませんね。

産業廃棄物の選別

荷降ろしした廃棄物を選別していきます。家の解体した木材は金具がついていたり釘などもついていたりするのでざっくりと外していきます。選別するときに気をつけるのは燃えるものと燃えないものの選別になります。基本、燃えるものと燃えないものとリサイクルできるものにわけていきます。

廃棄物の選別後の後処理

産業廃棄物の選別後は、会社によって違いますが処理が許可されたところへまた運び出していきます。私の働いていたところは焼却炉があったので木材の切れ端や紙類は燃やすため保管場所に保管し、その他の家の壁のクロスや土、コンクリート、ビニールなどは他で処理するために運搬したり、まとめて置いておいたりしていました。

焼却施設で焼却

選別された紙や木材は自社の焼却炉で焼却します。焼却炉というとイメージが小さいように思えますがかなり大きいです。届けが出されていると思うので会社によって規模が違うと思いますが、10m四方くらいの炉でそこで高温で焼却します。ほとんどが機械で管理されているのですが、市が運営している一般家庭ゴミの焼却施設と民間企業の産業廃棄物処理会社の焼却施設では大きくちがっています。どこが違っているかと言うと市の焼却施設は数十億円というお金をかけて作られており、対して民間企業ではそこまでお金が払えないので数億円という焼却施設になってしまうのです。

土の処理

土壁などを解体すると土が当然出ます。その土をあつめてフルイ機にかけます。土だけが下に落ち、土よりおおきなものは上に残る機械で上に残ったものは石やゴミ等なのでそれぞれ保管場所に運搬します。フルイ機の下は水槽になっており(土がフルイによって舞わないように)ある程度土がたまっていきたらすくい出して乾かします。その綺麗になった土はどこかでリサイクルされます。土を売るんですね。

コンクリートの処理

建物によってはコンクリートでできたものもありますよね。コンクリートは燃やしても燃えないし鉄筋が入ったのもあるのでユンボのキャタピラで破砕したり破砕機にいれたりして砕きます。砕いたものは、リサイクルされ道路の舗装などで使われています。

壁のクロスの処理

クロスは燃やしたりすると黒煙がでるので一般的な焼却施設では燃やしたりしてないと思います。(私が働いていたところでは選別のみ)選別して保管場所に保管しておきます。ある程度たまったら他の業者に持っていってもらってたようです。

金属の処理

建物の解体で金属が大量にでます。トタンだったり釘やアルミサッシなどの金属は金属を専門に取り扱っている業者があるので売ります。何件も建物を解体するとかなりの量の金属がでるためそれだけでもお金になりますよね。アルミの値段が高いときとか銅が高いときとかに売れば儲けはでますが量が量なので毎日のように金属会社に取りに来てもらっていました。

ビニールの圧縮処理

ビニール袋や柔らかいビニール製品などは圧縮機にかけて、1m四方くらいのサイコロ型に圧縮されて太い針金にしばられます。このビニールの塊はリサイクルで火力燃料にされています。ビニール系は安定して燃えるので発電のタービンを回す施設で使われています。

最終処分場までの運搬

最終処分場までは私自身は行ったことがないですが、焼却施設で燃えた灰などは最終処分場で埋め立てられていたようです。

以上が私が見てきたり、仕事してきたりしてきた作業です。

産廃業の仕事内容まとめ

  • 中間処理施設とは分別したり、量を減らしたり処理をする施設のこと
  • 仕事内容は受付、受け入れ
  • 産業廃棄物の搬入、トラックの誘導
  • 廃棄物の選別
  • 選別した後の処理としては焼却施設で焼却
  • 土の処理
  • コンクリートの処理
  • 壁クロスの処理
  • コンクリートの処理
  • ビニールの圧縮処理
  • 最終処分場までの運搬

上記は見たり作業したりした実際の作業となっています。

産業廃棄物処理施設、会社はイメージがあまりよくないですが廃棄物の専門家です。あらゆる企業と接点を持っている為なくてはならない企業です。

廃棄物処理に関しても1つ1つ資格がないとできないのもありますが、ほとんど誰ももっていない資格なので会社でとらせてくれます。転職、就職してみたい人は安心して面接などしてみてもいいと思います。

私は現在まったく違う所で働いていますが、もし産廃業をやってみたいと思うなら各市町村の中間処理施設をおすすめします。民間企業はお金がかけれないという理由で雑なところが多いので・・。